今回は、家づくりで最もこだわるポイントの一つである我が家の間取りについてご紹介していきたいと思います。

過去から学ぶ間取りづくり
まず我が家は、小学生の子供2人を持つ4人家族です。以前住んでいた家は、3階建の4LDKでごく普通の建売住宅でした。その時の経験から様々なことを学びました。
今回、人生で2度目となるマイホームの購入にあたり、以前の家で学んだ経験を生かして間取りづくりを進めてきました。意外と住むまで気づかない点が多く、間取りづくりって実は、皆さん結構失敗される方が多いんですよね。
よく聞くお話では、部屋を多く作りすぎてしまった。各部屋が必要以上に大きかった。廊下が無駄に多くて導線に失敗した。収納が足らない。逆に多すぎた。などなど、挙げたらキリがありません。
今回は、過去経験したからこそ、学んだことを生かした間取りづくりをご紹介していきたいと思います。
子供部屋作り
我が家の家族構成は、私、妻、息子、娘の4人家族になります。
子供が2人で異性というのが、ポイントですね。普通に考えて子供部屋として、個室2はマストな条件になります。
但し、子供部屋と言っても今の時代は、子供が部屋に籠りっぱなしということもまずないですし、各部屋にテレビを1台なんていう時代でもありません。また、お勉強も今や子供部屋でというよりは、当たり前かのようにリビング学習です。
そうなってくると子供部屋の重要性はあまり高くなく、寝る部屋であるという事と多少のプライバシーが確保出来、それぞれの収納さえ有れば全く問題がありません。
よって、我が家の子供部屋は、5畳サイズの個室に+1畳分のクローゼットを各2部屋作ることに。(2年住んだ今でも、まさに十分すぎるほどのサイズで大正解でした。)


寝室作り
次に寝室です。我が家の寝室は、以前の家では12畳+1.5畳のクローゼットという広さでした。なんとなく寝室って広く取りがちなんですよね。。。
ただ、よーく考えてみると寝室って意外と寝るだけなんです。毎日のこととはいえ、ただ寝るだけの部屋に余分なスペースを確保するほどのゆとりはありません。よって、前回の反省を生かして今回の寝室サイズは、大人用ベットが2つ入り、作業用のデスクが一つ入る6畳+1畳クローゼットにすることで決まりました。
リビング
過去に一番後悔したポイントがこのリビングとなります。
我が家は、昔から比較的に人が集まりやすく休日になると決まって友人が訪れてくれます。
以前の家は、ダイニングキッチンとリビングが廊下で分かれていたため、各部屋のサイズがあまり広くありませんでした。
ダイニングキッチンが12畳、リビングが6畳の計18畳という広さで合計値だけで見ると十分な気がしますが、部屋を分けてしまうと想像以上に狭く感じてしまいますし、キッチンで料理をしていてもリビングが分かれているため、子供達の様子がわかり辛く、まだまだ子供の小さかった我が家では、本当に使い勝手が悪かったように思います。
そう言った反省も踏まえて、今回のリビングは、とにかく広いリビングにしたい!ということに加えて料理をしながら家の中の様子や子供達の様子を感じられるように対面もしくはアイランドキッチンにしたい!ということが第一希望でした。

その点、BESSの家は、基本モデルがすでに25畳もある広いリビングとアイランドキッチンを備えているため、初めて展示場で部屋の中を見たその時から既に我が家の理想的なリビングとなっていました。

和室
リビングが25畳もあり、4人家族では十分すぎるほどの広さを確保出来ているのですが、リビングに和室を付けることで時に畳でゆっくりとしたり、冬には我が家の大好きなこたつを入れたりすることが出来るため、和室を作ることも希望の一つでした。
この和室には、収納も作りたかったため、4.5畳の最小スペースにし、1.5畳のクローゼットに間仕切りのためのスライド式3枚扉を取り付けました。

普段はスライド扉を閉めて活用し、リビングに集まった人数次第で扉を解放し、リビングの広さが最大で約30畳ほど確保することが可能になります。
また、和室を小上がりにすることで、人が増えた時のベンチ替りになるように適度な高さに設定して和室を底上げる事にしました。また、これが今となってはナイスな判断でした!

ロフト フリースペース
そして、最後に私が実現したい夢の一つに家の中にシアタールーム構想がありました。世の男が一度は憧れを持つのではないかと思う夢のフリースペースづくりです!
BESSの家の展示場ログウェイに初めて伺った時に2階への階段を登った先にあるフリースペースを見てビビッと来てしまいました。。。
このフリースペースを最大限に活用し、ホームシアターを取り付けられるのではないかと!ただ、シアタールームと言う事は、スクリーンサイズも大きくしたいということで出来る限り部屋を広く取る必要がありました。
しかし、元々の構想では2階には、子供部屋2つに寝室。そして、トイレが、、、。
冒頭でご紹介したように基本的に寝ることが主目的の個部屋は出来る限りコンパクトなサイズにしていることと、以前住んでいた家では、トイレが2つあったにも関わらず、掃除の手間なども含めてほとんど一つしか使用していませんでした。
よって、今回も2階にトイレは必要ないねとのことで可能な限りフリースペースを広く作り出すことが出来ました!
家の中にリビングが2つある感覚でなんとも贅沢な気分を味わえますし、1階リビングの用途と2階フリースペース(セカンドリビング)の用途を分けて使うことで、家の中を満遍なく活用することが出来ます。
結構、拘って作った部屋なのに全く使わないなんてこともよくある話で、事前にそうならない為の工夫を施しました。



収納のこだわり
そして、部屋だけでなく収納にも少しばかりこだわって見ました。
収納って、周りの方々のお話をよく聞いていると最近の家づくり事情では、広く作りすぎてしまう傾向にあるかと思います。ここからは、私の持論ではありますので、そう思わない方もいるかと思いますので、そういう場合はスルーしてください。
まず初めに、殆どの方が最近では寝室に併設したウォークインクローゼットを採用しているかと思います。実は、私はウォークインクローゼットを採用していません。ではなぜ私がウォークインクローゼットを作らなかったかついてご紹介していきます。
ウォークインクローゼットってその名前の通り、クローゼットの中が歩けるほどの広さであると言うことが大前提ですよね。言い換えるとクローゼットなのに歩くスペースを作り出しているということなんですよね。ただでさえ、廊下ですら無駄だと思っているので、クローゼットに歩けるスペースは、私からするとまさに無駄の極み。
また、収納しておくべき物は、1箇所に大量に集めるのではなく、必要な場所にそれぞれ収納することの方がより効率的だと思っています。
加えて、今の時代は、物を溜め込むのではなく、必要な時に購入し、必要なくなった物はリサイクルショップやメルカリなどで整理をする時代となってきています。まだ使えるものを使いたい人へと譲渡していくという、とってもエコな考え方です。
はるか昔は物がない時代、最近では物が溢れかえる時代、これからはミニマリストやザブスクリプションという言葉があるように必要なタイミング意外は、物は溜め込まないスマートな生活をする時代になってきています。
その事からも、何年も着ない服や靴にカバンを溜め込んだり、いつ使うかも分からないBBQセットを寝かしていたりすることの方がストレスだと思っています。
よって、我が家では、ウォークインクローゼットは採用しませんでした。
結論的には、収納スペースとは多ければ多いほど本来暮らすために必要なスペースを削ぎ落とされて行きますので、自分達のライフスタイルにあった適度な広さや必要な場所を見つける事が大事だと思います。
我が家は、そう言った意味では、キャンプやBBQが趣味なので、玄関に大きな収納を設けている事と、毎日仕事から帰って2階にあがって着替えるという行為が苦痛なため、1階の和室のクローゼットにスーツをびっしりとしまっておくスペースを確保している事と子供達も朝学校に行く前に1階で全ての準備ができるように底上げした和室の下に収納を設けています。
この和室の収納が本当に便利で毎日の暮らしの導線をよりシンプルにしてくれています。

また、BESSの家は、棚を壁に直接DIYで取り付けても見栄え的にも全く問題ありませんので、必要に応じて自身で収納スペースを作り出しています。

最後に
今回は、私なりの家の間取りについてご紹介してきました。家の間取り作りって本当に難しいですよね。最近では、子供部屋を作らず2階を全てスケルトンにし、自分達で空間をアレンジしていくという考え方まで増えて来ています。
しかし、一番大事なのは、家とは人生でおそらく一番高い買い物で暮らすためのスペースにお金を支払っているということです。
そこで、これから家づくりを始められる方々に改めて考えてもらいたいのは、無駄になってしまうようなスペースに対してローンであるにしてもお金を支払っていきたいですか?というに尽きると思います。
私は、無駄なスペースにお金は支払いたくないですし、せっかくお金をかけたスペースなら隅々まで活用したいと考えています。
我が家の家づくりとは、過去の反省とそんな無駄をなくすという考え方から行き着いた間取りの設計となっています。
これから家づくりを検討されている方々への参考になればと思います。
それでは。
新しく家を建てたくなるワクワクする内容でした!あっこママん
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