BESSの家は、家の中だけでなく外の暮らしも重要です。私もBESSの家を建てると決めたその日から、外(庭)での暮らしを思い描いてきました。
今回から初心者ではありますが、私の植物ライフについて『wonder botanical life』と題して、連載企画としてご紹介していきたいと思います!
そして、まず今回ご紹介するのは、庭づくりでこだわった植栽について綴っていきます!

BESSの家の庭づくり
BESSオーナーの皆さんって、本当に良い意味で変態ばかりで、普通、家が建つと次は、外構屋さんにお願いをして、庭を作ってもらうのですが、かなり多くの方々が自身で外構をDIYされています。
少しずつ手間をかけて、ゆっくりと一つずつ作りあげていく楽しみがありますが、我が家の場合は、そのゆっくりが逆にストレスになってしまう為、迷う事なく外構屋さんにお願いをしました。
イメージは、生活の中に自然を出来るだけ取り入れたいとの思いがあり、庭を作るなら必ず天然芝を植えたいと考えていました。

天然芝を植える
とはいえ、天然芝って手入れが大変で良く枯らしてしまったなどの話を耳にします。まだ、外構に手をつける前にも通りすがりのご近所の方に庭をどうするのか聞かれた時に、天然芝だけはやめた方がいいと忠告をされていました。
それだけ、皆さん、天然芝で失敗されているんですね。汗
最近では、クオリティーの高い人工芝なども普及しており、多くの方が見た目もよく手入れの必要のない人工芝を選ぶようになってきました。
しかし、我が家には関係ありません。なぜなら、BESSの家って手間暇を楽しむものなんですよね。そんなこだわった丁寧な暮らしがしたいんです。もともと、我が家には、人工芝の選択の余地はありませんでした。
でも、芝って意外と種類もあるんですよね。色々調べて行くうちに定番の夏に元気よく育つ一般的な高麗芝が候補に上がりましたが、更に調べて行くと、どうやら天下のトヨタさんが高麗芝を改良し作ったTM9という品種がある事が分かりました。
実は、このTM9って相当優秀なんです。
まずは、なんといっても手入れが通常の高麗芝と違って本当に楽なんです。このTM9の最大の特徴は、通常の高麗芝より成長速度が遅い為、芝刈りの頻度が3分の1以下で済みます!
2つ目に、葉の柔らかさが違います。葉一本一本の幅が広いため、裸足で芝を歩いてもすごく気持ちが良いです!逆に通常の高麗芝の場合は、裸足で歩くと足の裏がチクチクします。
3つ目、密度が濃い為、夏場にしっかりと芝が生え揃うとまるで緑の絨毯のように綺麗な状態となります。
4つ目、芝の色も異なります。TM9は、通常の高麗芝と比べて、緑の色が濃いです。よって、しっかりとお手入れをしていけば毎年綺麗な色の絨毯を楽しむ事が出来ます。
最後の5つ目は、価格が異なります。やはり、これだけお手入れが楽になるように品種改良された芝ですので、それなりに通常の芝と比べて高くなってしまいます。その差は、おおよそ1.5倍〜2倍の価格差となる為、それなりに覚悟はいります。
我が家の場合、せっかく植えた天然芝がすぐに枯れてしまったり、あまりにもお手入れが大変で失敗してしまうくらいならと思い、思い切ってTM9を選択しました!

結果的には、大正解でした。天然芝は、冬場は全くと言っていいほど、お手入れは必要ありませんが、真夏になると毎日朝夕2回の水やりに週に1度の草刈りや雑草抜きなど本当に大変で、通常の高麗芝を選んでいたらと思うとゾっとします。汗
シンボルツリーはココスヤシで
我が家のシンボルツリーは、日本の気候でも元気に育ちやすく非常に丈夫なココスヤシを選択。
ココスヤシって丈夫な上に育つ速度がゆったりとしているので、いたずらに伸び過ぎることもなく安心です。
感覚的には、一年に数センチずつ上に伸びていく感じですね。葉の開きもすごく豪快に広がる為、鑑賞しているだけで、まるでこの場が日本でないかのような雰囲気を味わえます。

セカンドツリーにオリーブの木
そして、ウッドデッキや家の中から鑑賞を楽しめるようにもう一本、植栽をお出迎えしています。
ココスヤシと雰囲気を合わせる為、オリーブの木をチョイス。

こやつがまた、自由奔放に伸びていく為、形を整えていくのが本当に難しい。センスがいりす。
更にオリーブの木は、一般的に弱酸性〜弱アルカリ性の土壌で育ちます。我が家のオリーブが最近、あまり元気がなくなってきてしまった為、石灰を加えて土壌を酸性からアルカリ性に近づけようとしましたが、与えすぎて枯らしてしまうという。。。加減が難しい!
まぁ、もう少し様子をみて復活を期待します。すでに枯れ木になっていなければいいんですが、、、。
自然を感じられる庭
芝、ヤシ、オリーブを植えたことによって、リビングのフルオープンサッシを開放するたびに自然の香りが感じられ、住宅街のど真ん中でも自然と様々な虫達が寄り道をしにやって来ます。
夏場になると蝉や蜂などが寄ってきてしまいますが、普段は、羽の綺麗な蝶々やバッタにカマキリ、団子虫などなど、様々な虫達と戯れています。現代社会において、これほど普段の暮らしの中で自然と触れ合う機会も減ってきてしまいましたので、そういう意味では、子供達に貴重な経験がさせられて何よりです。
また、夜は、ライトアップで雰囲気を作り出す事もでき、昼と夜とで、色々な楽しみ方が出来ます。夜のウッドデッキでの晩酌は、最高に気持ちがよくお酒が進みます。

まとめ
庭づくりって完成して終わりではなく、庭が完成してからもずっーとお手入れが続いていくんですよね。
この永遠に続くお手入れとの向き合い方して、私なりに考えるのは、植物もお魚や動物と同じように生き物であり、常に成長していると思う事で日々のお手入れが楽しくなってきます。出来るだけ作業と思わない事が重要です。
毎朝の水やりなどは、私の健康の為でもありますが、、、。
これから植栽な庭いじりなどをはじようと検討されているそこのあなた!
ハッキリいっておすすめです!
それでは。